アセスメントの方法:
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設計・著作©ウイーン工科大学、工学設計研究所-エコデザイン |
包装材に加えて、製品の輸送は流通によって引き起こされる環境影響全体に対して重要な要因となる。そのため、輸送距離を最短にすることが不可欠である。そのための一つの方法は、ロジスティックの考え方によって、積荷量や輸送回数を最適にすることである。
輸送距離の短縮とは別に、適切な輸送手段を選択することによっても、製品の流通による環境影響を削減できる。その場所で使用できる輸送システムの中で最も環境的に受容可能なものを選びなさい。トラックから鉄道や船への転換が、環境への悪影響を劇的に減らす可能性がある。
出荷による損傷を防ぐために、製品そのものを輸送に対し備える(例えば可動部品を固定する)ことにより、損傷のリスクを減少させることが時に有効である。
積み重ね可能なように製品を包装することによって、輸送する積荷の体積を減らすことができる。この方策は製品の輸送に必要な全投入を最少にするために有効である。