改善

製品開発の戦略に沿ってパイロットを始動させると、適切なエコデザインの措置によって既存の製品を改良することが可能になる。環境パフォーマンスを改善するために各製品は耐用年数中の様々な段階での環境影響に依存した特定の措置が必要になる。このようにして使用段階（使用集約）での主たる環境影響を持つ製品に対しては、製造段階（製造集約）で主たる環境影響を持つ製品とは異なった措置が講ぜられなければならない。今、どの製品に対してどのような戦略が適切であるか？チェックリストで作業すればあなたの製品に特に適したエコデザインの措置の完全なリストが得られる。.

原料集約型

§ 基本タイプAはライフサイクルの第一段階で主たる環境負荷を引き起こす。原料を採取するプロセスが環境影響の大部分を引き起こしている。製品内に使われている原料を生産するためのエネルギと材料の量が製品の全環境パフォーマンスを決める。典型的な製品はコンピュータ、低エネルギ消費の電子機器、…である。

製造集約型

§ 生産における原料を製造することが主たる環境負荷を引き起こす。生産中のエネルギと材料の消費が製品の全環境影響を決定する。典型的な製品は家具、テーブル、…である。

輸送集約型

§ 全環境負荷は流通段階で決められる。輸送と包装が製品の全環境影響に対し、支配的である。典型的な製品は包装用容器、瓶、…である。.

使用集約型

§ 使用中のエネルギ及び／或いは材料の使用、或いは廃棄物の量が製品の環境影響を支配している。典型的な製品は食器洗い機、洗濯機、…である。

廃棄集約型

§ 廃棄が主たる環境影響を引き起こす。処分されなければならない有害物質が製品の環境影響を支配している。典型的な製品は電池、有害物質を含む機器、…である。